朝ドラ おちょやん第78話感想 喜劇役者・千代の信念

千代は今も人形の家の台本をもっていましたね。

高城さんと小暮さん

ふたりはなんとソ連に亡命しようとしていました…なんかすごい話になってきてびっくり…。

通常、主人公たちが戦意高揚に傾く世論を疑問視するのが朝ドラでよくある流れですが、千代たち家庭劇は愛国もののお芝居を割と受け入れて納得して演じている様子が月曜日放送されました。朝ドラとしてはちょっと違和感を覚えましたが、本作で時代の流れに納得できず抗おうとするのは小暮さんと高城百合子さんだったんですね。

この2人はたしかにものすごくまっすぐですもんね…2人が一緒になり、そういう方向にいったというのは頷ける気がします。

高城百合子さんが前回 失踪した時、最後に残した言葉。「私たちは自由なのよ」。まぶしさすら感じるような言葉と姿でしたが、不自由になるこの世の中(今回のエピソード)への布石だったんですね。

一方小暮さんが映画を志したのは、映画を通じてひたむきに生きる人々を励ますため。こんな世の中になっても、自分の初心を貫こうとする強い信念。

愛国もののお芝居を受け入れていた千代と一平にとって、2人の思想は考えさせられるものがありそうです。

(ちなみに、お芝居に検閲が入った頃は一平もそれに納得できない派でしたよね。一平が今どういう価値観で演じているのかはいまいちわかりませんが、検閲とお客さんの間でうまくバランスをとる術を身に着けて家庭劇の人気を成立させているのかなと想像しています。なので、まあ自分たちも納得できるものを演じているのかな~と。大人になったというのか、小暮さんたちのような強い信念を失ったというのか…そのあたりは今後描かれるのかな?)

千代の役者としての価値観

「戦争に乗じて、お涙頂戴するような客にこび売るような芝居」

高城百合子からものすごい非難の言葉がでましたね。「こびを売る」というセリフは、以前も家庭劇のルリ子さんから千代にも向けられました。かなりきついセリフですが、その後ちょっと宙ぶらりんになっていたので、なんとなくずっと気になっていたセリフです。

今回、千代はそれに対して、自分の価値観をしっかり話しましたね。

「うちは喜劇役者だす。お客さんに喜んでもらえたらそれでよろしいねん」

「それがうちのやりたいお芝居なんだす」

とてもよかったと思います。千代が役者を志すきっかけとなったのは「高城百合子」という存在でした。今では同じ「役者」という立場です。

けれど、何を思って役者をやっているかは全く違う。それぞれが自分の思想・価値観を持っている。そういうことがよく伝わってきました。こんな風に自分の信念を言えた千代は立派だと思います。どちらが正しい・どちらが間違っているという話ではなく、信念があるということがとても大切なことだと思います。

周りからみたら「こびを売っている」と思われたとしても、千代にとっては「座員みんなが円滑に気持ちよく過ごしてほしい」が大事、お客さんが喜ぶことが大事。人それぞれ自分の価値観があっていいし、胸をはって「私はこう思ってるんです」って言ったらいいと思う。そうはっきり言えるようになった千代は、年を重ねてきたからこそって感じがしました。

高城百合子さんと千代が、お互い相手の価値観を否定せずに話をしていたのもよかったです。相手の価値観を否定して自分の正義を押し付けて相手を変えようとするのは違うと思うから。

今日のまとめ

あさイチの受けで華丸大吉さんも言っておられましたが、新喜劇でのあるあるぽいラストでしたね~。喜劇のあるあるをうまく使って2人を守る展開になりそうな予感。寛治も協力するのかな。

今日はこの辺で感想を終わりにしようと思います。昨日の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました。

ちょっとだけお返事…

>私位の年齢になると、我が身を振り返って自分の年齢に驚いて卒倒しそうになります。

卒倒!めっちゃ笑いました(笑)

すべてにお返事はできませんが、楽しく読ませていただいてます。ありがとうございます。

それでは今日はこの辺で。最後まで読んでくださってありがとうございました。では(^^)/

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