朝ドラ おちょやん第114話感想 今ある人生それが全てですな

114話の感想です。

千代と一平

今日の冒頭で、一平と千代が橋の上で再会したシーンが再び流れました。このシーンは昨日も流れたシーンでしたが、今日流れた部分には、再会直後に一平が千代に向かって頭を下げているところが映りました。これは昨日の放送分では映っていなかった部分でした。今の奥さん・灯子と一緒に千代に頭を下げた昨日のシーンももちろん大事ですが、この再会直後に言葉より先に深く頭を下げたというところが、一番 一平の心を表していたように思います。

千代が新喜劇の稽古に参加しました。春団治の香里さん役をやるのかと思い込んでいましたが、お家さんと直どんの方なのね。ここでまたこの作品なのね。そうかぁ…。なるほどなぁ……。千代にとっては「失敗してしまった作品」を塗り替えられる機会でもありますね。春団治よりも「別れた二人の「今」」に着目する内容だから千代と一平にはこっちの方がいいのかな。

セリフに変更を加えるべく一平と話し合うシーンは、なんとも言えない気持ちになりました。

昔はこんな風に話すことは もちろん当たり前だった。今はすっかり形が変わってしまった。けれども話し合うべきことはしっかり話し合える関係になった。壊れたけれど新しい関係を築けた。複雑だけど、なんだかちょっと嬉しくもあり。

昨日の2人を見て私は「もう別々の人生になったんだな」ということをつくづく感じました。そこに寂しさを感じましたが、今日の2人が「セリフ」に乗せた気持ちには、その答えが存在していました。

「もし あのまま 私ら 一緒にいてたら、どないな人生があったやろか」

「そないなこと 考えてもしゃあないやないか」

「そうですな…今ある人生 それが全てですな」

千代と一平の関係については、もう この言葉が全てですね。

おちょやん初期の頃、ナレーションが一平と千代の関係を「腐れ縁」と言っていました。夫婦になった二人には使わない言葉ですよね。史実の2人が離縁したのだという事実を知る前から「腐れ縁」という言葉は非常に気になったところでした。少し切ないけれど、2人を表すのにぴったりの言葉でしたね。

他の皆

ラストの熊田さんとのシーンには号泣しました。熊田さん…本当にいいキャラクターでしたね。朝ドラによくある「狙ったキャラ」ポジションでもなく、変にキャラを際立たせる大きなエピソードもなかったはずなのに、その都度その都度 熊田さんという存在がしっかり描かれてきて、しっかりと視聴者の心にこの人の温かさが届いていますよね。

「千代ちゃんにはここがよう似合てるわ」と泣きながら笑った熊田さんは、縁起に見えなかったです。忠志さんはもう現実と演技の区別がつかなくなってるくらいに、本当に竹井千代が戻ってきたことを喜んでいたんじゃなかろうか…。(あと、あさイチでもおっしゃっていましたが、本当にきよしさんに似てらした)

熊田さん、ずっとずっと千代を見守ってくれてありがとう。最後まで千代を見守ってくれてありがとう。熊田さんというキャラは特に、本当に素晴らしい、朝ドラ史上に残る名脇役だったと思います。

岡福の旦さんも。幼かった千代に「わてが字を教えてあげまひょ」と優しかった旦さん。元気いっぱいの一福の遊びで一緒になって小走りしていた旦さん。その旦さんが、春子ちゃんともこれまたうまく遊んであげて、春子ちゃんからすごく好かれている。そんな姿もすごく感動でした。

気になっていた 岡安のお茶子さんたちとかめさんが再登場!この間のかめ壺(おかきの壺)を見て「あ…そうだ…かめさん……どうしてるんやろう…」って思ってました。お元気そうでよかった…。お茶子さんたちも皆元気で……うう…めちゃくちゃ嬉しいよう……

ここまできたので、小暮さんと高城さんのエピソードはもう無さそうですね。コロナの影響による放送の短縮がなかったら、もしかしたらその後の彼らのお話もあったのかもしれません。

余談

ついでなので、最終回直前に、おちょやんの好きなところで細かいところをちょっと書いておきます。

ひとつは、篠原涼子さんが「しっかり脇役」なところ。いまや大女優さんですよ?(「いまや」を枕詞につけちゃうあたり、私が「ごっつええ感じ」世代であることを表しています…笑)

篠原涼子さんを出そうとしたなら、もっと大げさな見せ場を用意しそうなもんなのに。特に最近のごりょんさんはほんっとに脇役。そこもすごく好きなんです。優先するのはその俳優さんの格ではなく、物語の本筋であるっていうのがブレない。好き。

(どっかの朝ドラは、ストーリー上 明らかに矛盾している女優のアドリブをそのまんまオンエアしていた。あれは私はいまだに結構ムカムカしています。)

あとね、公式HPの「相関図」が、ネタバレを一切しないところ。新しいキャラクターの説明欄も決してネタバレしないんです。どの朝ドラだったか忘れたのですが、どれかの朝ドラは相関図で思いっきり まだ放送されていない事実を書いてたことがありました。おちょやんは、物語が進行して新しい相関図に変わる時期であっても、すべてが明らかになるまでは相関図を更新しなかった。すごく好感がもてました。好き。

(と言いつつ、ステラなんかでは先の展開までネタバレしてるし、追加出演者発表がネタバレの宝庫だったりもするんですけどね(笑))

(ステラといえば、あさイチ初代MCお三方によるやりとりが懐かしいな…。いのっち「この先どうなるんでしょうね」柳沢さん「ステラに書いてあったんだけど」いのっち「ステラ読まないで!?」ってやつ…笑)

まとめ

さて、いよいよ明日で最終回ですね。一平と千代についての答えと思えるセリフが今日出ましたので、この2人のことについては実質 完結したと言えるんじゃないでしょうか。

なので、明日は、鶴亀新喜劇をたっぷり見せながら、千代の人生の物語としての完結が描かれるのかなと予想しています。すごく楽しみです。

今日の感想はここで終わりにします。昨日の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました。

読者さんから「結婚はどれだけ相手を好きかではなく、どれだけ相手を許せるか」という言葉を含むメッセージをいただきました。え…めちゃくちゃいい言葉じゃないですか…この言葉は今の私にもめちゃくちゃ刺さります。ほんとに衝撃を受けるほど めちゃくちゃ核心をついているお言葉だと思いました。

また同じ方からなんですが「許し」についてのご意見として、「終わり良ければ総て良し、ではないですが、来世に持ち越さなくて済みますw」というお言葉もありました。え…これもめちゃくちゃいい言葉だと思うんですけど…え…ちょっとすごい感動しています…。

千代があれだけ憎んだテルヲを昇華できたのも、めちゃくちゃつらい思いさせられた一平を昇華できたのも、この言葉が全ての核心になっている気がします。だから「許すこと」は大事なんですね。仏教でいう「徳を積む」にも通じているような…。なんか震えてるくらい、めちゃくちゃ感動しています…。

他の方も、メッセージをありがとうございました。あまりにも胸に刺さったのでお言葉を一部ご紹介しましたが、他の方からのメッセージも楽しく読ませていただきました。

それでは今日はこの辺で。では!(^^)/

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